難易度Aランクの印刷加工について考えてみる


専門性の高い領域、とでもしておきましょうか。ある程度の入稿の経験と知識の集約を経て辿り着く、所謂プロフェッショナルなランクです。この発注が出来るようになれば、この世界で食っていける層と言えます。通常、プロは印刷加工物として、この品質を目指して仕事に挑みます。また、サービスの部分として、または収入を得れるメインストリームとして、この領域を目指す事で、かなりのプラスを獲得するに至るとも言えます。ランクSが神の領域だとすれば、ランクAはしのぎを削る戦場のようなものかもしれません。印刷物をビジネスとして流通に乗せたり、繰り返し獲得出来る何かの状態まで持っていく事も、このランクでは必須となります。そういった発注というのは、印刷業界にもかならずプラスになりますし、趣味趣向に偏った、一回限りの生産と違い、あらゆる面で安定を期待出来るかもしれません。しかし、現状、印刷自体が縮小の一途を辿っていますから、このランクAでも実現が難しい現実が、今、私達の目の前に顕となって立ちふさがっているのは間違いないと思います。ただ、実際、2016年現在で言うところ、このランクAを実現出来るのは、既に成立しているランクAの維持に努めておられる発注者はもちろんの事、新たな状況としては、WEBデザイナーが、ちょこっとばかし稼ぎ、同時に印刷という形骸に興味を持っている層というのが、確実に存在しています。いまや、グラフィクデザイナーの稼ぎ口は印刷ではなく、WEBデザインの方が楽だし、タグが打てれば価値が安定しているので(と、言ってもプログラムの時点では底辺層ですが)、もっとも、今、印刷というものを、とくにランクAを実現出来る新たな動きであると言っても過言ではありません。ただし、データは作れるが、入稿の仕方が分からない、それが印刷のデータに適しているかジャッジ出来ない、などといった状態が、今、であり、そういった解説本や、資料がめちゃんこリリースしている背景も見逃してはなりません。また、縮小気味の印刷業界と言ってもジャンルやシーン、例えば、同人誌周辺や、ゲームマーケット勢などを見回せば、まだまだ実現可能であり、勝負していいランクと言えます。

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