名刺を作る


日本人大好き名刺!印刷と言えばの代名詞の名刺!
という事で名刺です。
fengfeeldesign( http://www.fengfeeldesign.org )の経済サイズでの単発で受ける仕事は大体は名刺かなーって感じです。
え、デザイン出来るの?名刺作ってよ!みたいな感じで。
名刺はサイズが小さいので四六判全紙3枚50切りあれば印刷廻せるしで紙選びたい放題だし、
様々な印刷加工を挑戦するにはとてもいい媒体とも言えますし、
安くしようとすれば、何処までも安く出来ます。
ベーシックの中でもベーシック。
印刷の策定の範囲で捉えた場合にも、こんなにも大勢に広まった策定も珍しいんじゃないでしょうか。

MAC以前の印刷でも、
別に専門領域が存在して居なくても、
刷って欲しい情報だけをもらっておいて、
活版なら一文字ナンボみたいな感じで文字組みをしてくれていたし(今も木の版でやってるところある、
過去には写植の場合もありましたし、ゴム印(樹脂板)的な感じなのもあったし、
載せたい情報さえあれば、仕事が回ってる時期がありました。
それくらい、ポピュラーで簡単に優しく実現出来るのが「名刺を作る」という理解で良いと思います。
今も、そういった昔の活版な感じをご希望される方もいらっしゃいますし、
あの時の手軽で高品質な買い物という感覚は、
気を使わなくても、とりあえずいい感じに全部やってくれる、
日本人的な消費に沿った素晴らしい策定であったとも言えるような気がします。
技術的な面は名刺を刷るに足る領域で既に完成に至っていたしね。

デザイン、という目線で見れば、
単発という概念でもオッケーだと思うし、
全体としての計画の一部として見る場合だってあります。
ただ、「名刺を作る」という策定という意味合いで答えるなら、
fengfeeldesignの場合は、
単発で受け取るかなあ。
そういう依頼が多いってのは前述した通りなのですが、
あえて、名刺は単発としての策定とする場合が多いです。
何故なら、fengfeeldesignと接する人達というのは、
一人一人で頑張っている方が多いからです。

会社の、とか、組織の、とか、
そういうのはまた別の策定の違う意味での「名刺」という事になってくるのではないかな。
ギリ、チームで、とか、
そういう個の強さみたいなものが全面に出たような「名刺」は、
その責任の裏付けが個人に集中している場合の依頼がとても多く、
fengfeeldesignで、「名刺」を作るという意味は、
そういう場合を表しています。
逆に全体としての計画の一部の場合は、
どちらかというと、そういうデザインを「作る」という意識で挑みますので、
やはり、「名刺を作る」という策定とは少し違ってくるのかなと考えています。

一例として、ミワくん( http://www.miwakazuki.jp )の「名刺」があります。
一番最初の「名刺」は画像は残っていませんが、
とてもシンプルにゴシック体で、
名前があり、住所、電話番号、アドレスなどがあり
オフセットの単色の墨のみで大変ベターなものでした。
ただ、紙はかなり拘って選んだ記憶があります。
当時は「特撮ギター研究所」の名称もありませんでしたし、
ギターのリペア、カスタムの営業を目的に作ったものでした。

fengfeeldesignが印刷を整える際に心掛けている事は、
どのような印刷の仕様であっても耐える事の出来る版を作る事です。
白い紙に墨一色で刷ったとしても、
UVでもニスでも箔でも、どのような刷りを行なったとしても、
同一の版で美しい刷り結果になるように繰り返し使えるように強固に作ります。
なんかこう、色々とテイストなどが語られるじゃないっすかデザイン的な意味で。
人々の注文に合わせて、その人に合わせて、
文字の感じはこうでえ、とか、カワイクー、とか、
そういうのって、結構マジで意味が無いと考えていて、
まあ、技術ですので、書体など含めて使える道具は限られているし、
その道具の範囲でどうかって事ですので、
その範囲で美しければ、人々は納得するし、その姿勢に当てはめていくものだと思います。
道具はやっぱ、正しく使ってこそ発揮出来る訳です。
同時にそれは印刷としての美しさに繋がりますし、
それは恐らく、デザインに関わらない範囲の出来事でもあります。
ほら、前述した、情報さえあれば体裁を整えてくれるってやつ、
この時って、デザイナー不在なんすよね。

つまり、ミワくんの名刺の最初は、
デザイナーとしての仕事は、ほぼほぼする事はなく、
単に、オペレーター、プリンティングディレクション的な事に専念した名刺になりました。
ただ1つ、注意いただきたいのは、
だからと言って、それが下にあるという訳ではありません。
それはそれで、立派な、ある「名刺を作る」印刷の策定を利用した訳ですから、
その高まりを最大限に利用していただいた名刺に仕上がったのは言うまでもありません。
単に、デザインをその策定に入れなかったというだけの話なのです。
結果だけ言うと、5年くらい同じものを使ったんじゃないかなー。

どうしても、
MAC以降って自由に出来てしまうから、
好み合わせてとか色々と出来てしまうから、
そういう、人の直感とか意識に作用してしまうものだけれど、
もちろん、それはデザインの仕事の範囲だと言えちゃうんですが、
その印刷の策定は、デザイナーとしても、依頼者としても、とてもナンセンスだと思うんですよ。
すっげー、感性と技術を持ち合わせた人が大勢で手間を掛けて作った書体を何処まで信じてあげれるのか、だし、
押し付ける訳ではありませんが、
そういう意味読みをして名刺を頼んでみるのも一興だと思うんですよね。
それは多分、依頼者も同時に策定に参加した瞬間であり、
そのような時にウマく選んであげて、
綺麗に整えてあげる、デザイナーとは違う意味合いの仕事をしてあげる訳です。

そして、特撮ギター研究所としての今の名刺に繋がります。
これは一代目→
http://fengfeeldesignprinthistory.tumblr.com/post/50559220937/client-miwakazuki-httpwwwmiwakazukijp
んで二代目→
http://fengfeeldesignprinthistory.tumblr.com/post/108905731205/%E7%89%B9%E6%92%AE%E3%82%AE%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80-name-card-printingdirection
これについての詳細は次回へ続きます。
何故ならこれについては「名刺を作る」という印刷の策定ではなく、
デザインが関わってくるからです。
タイトルは『「特撮ギター研究所」の名刺について、または策定とデザインの関係性。』とかにしとこうかな。

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