「音楽サイエンスビュアNR」について


漫画家の「青のりしめじ(以後、青のりくん) http://aonorishimeji.com 」というやつがおりまして、
平たく言えば阪口( http://fengfeeldesign.org )の従兄弟なのですが、
二十歳を過ぎてからひょんな事からじっくり喋る事があって、
その底なしの面白さに気付かされたのです。
何も意志が無いというのに、ただただひたすら面白い。
なんなんだコイツ?!って事で、
ちょいちょいちょいって感じで、
こちら側の世界に引き込む事になり、
まんまと犠牲者となった一人です(こらこら。
ちょうど、高校は進学校のくせに、
京都精華のマンガ学部に見事にビリで進学してしまっていた頃でした。

中学校と高校の頃は、ヒエラルキーの底辺を行き、
だからといってオタクというスキルを持ち合わせる訳でもないので、
そこいらと結果的に関わる事も無かったようで、
なんとも自らのカルチャーをひたすらに突き進む人生を歩み、
阪口と絡む事となった訳です。

青のりくんは漫画家でありながら、
音楽のレヴュアーとしても2ちゃんを騒がせ、
レーベルの社長代理になったり、
アマゾンのレビュアー1000位ランカーという異名を持つ、
客観的な音楽観を持ち合わせたレビュー文章を書かせたら右に出るものは居ない、
もはや、なぜ、お前はライターをせずに絵が下手なくせに漫画家なんだ!
とツッコミを耐えきれない感じの人物です。
いえ、漫画とても面白いです。
さっさとデビューしろよって廻りから言われまくってるくらい面白い。

なんかでも阪口としては、
この青のりくんの文章力についてはかなり評価をしていて、
時々、阪口の書いた文章の推敲作業や、
文章の解説をお願いしていたり、
特撮ギター研究所( http://www.miwakazuki.jp )の各々のアーティストの解説などは、
全ての青のりくんの手によるものです。
月刊タニシ( http://www.goccoproject.net/getutani/ )の特集記事も阪口とともに共に書いてくれているし、
中にある白黒のページのタニシ体験談などは青のりくんの手によるもので、
フィクションを作りあげる能力は、
多分、阪口やミワくんなんかよりも断然に上だなあって感じてます。
ミワくんは負けを譲ろうとはしてないけど、
全ての意味を汲み取り条件をクリアした上でトリックも入れてくる、
あの感じはなかなかに出来たもんじゃないと思います。

そんな青のりくんと最初に始めたのは、
「西田辺レコード会( http://www.fengfeeldesign.org/nishitanabe_record_kai/ )」というレコードを買い漁る会でした。
そこでも軽くレビューは書いたりしていたのですが、
本懐であった、箱いっぱいのレコードを寄付していただく、という目的の為だけに動いていた会なのでした。
その目的も、もうお腹いっぱいてな感じで大成功する形で終焉し、
この会の主役でもあった、ミワくんのお母さんも、宝塚歌劇にドハマリする事になり、
ムトくんもボードゲームの方に行っちゃったし(これについてもこれから書いていきたい、
自然消滅する形で、終わりを迎えたのでした。

この頃から、
音楽に関しての何かを形に残したいねえって話を、
青のりくんとしていて、
それは、自分たちがブッキングしたアーティストによる音楽CDなのか(ムトくんとかベーシストだったし、
雑誌なのか、レビューブログなのか、皆目検討は付けてなかったのですが、
なんとなく、紙媒体の文章を書いた何か、というふんわりしたものだけが、
話として残り続ける事になります。
でも、それが音楽の冊子なのか、は、
今更?!感もあり進める気が互いになかった事を覚えています。

そこにひょんと企画としてあがったのが、
「月刊タニシ」だったのです。
実は最初、これ、ミワくんと阪口が酔っ払って、
こんな雑誌があったら面白い!という話だけをしていたのを、
阪口が面白がって、次の日にミワくんにいたずらで、
青のりくんと共同で、それっぽい「表紙」のみを作るというのをやったのが始まりでした。
それが思ったより面白かったのですね、
あ、じゃあって事で、
其処にたまたま居たヤスくんと一緒になって面白がって作っていったのでした。
あの時の居合わせた偶然とかタイミングとか、
今でも覚えているけど、
本当になんかヤバさあったなあって思います。
で、
案の定、「月刊タニシ」に飽きてきます。
どうにもこうにも、フェイクやフィクションを書き続けるには熱が続かなかったのもあるし、
なによりも、自分たちの紙媒体に文章を載っけた何かが既に満たされた結果になったのが大きかったかもしれません。
つまり、「月刊タニシ」においての実行部隊というのは、
阪口と、青のりくんであり、
あの完成度というのは、このコンビだからこそ出来たマジックみたいなものがあるかもしれません。
何故なら、ミワくんと、ヤスくんの無茶を、
どのようにして現実に落とし込むかだけに作業は集中していたので。

月刊タニシが一旦終了して、
西田辺レコード会も自然消滅した時に、
ちょうど夏休みの宿題で、近所の子供と雑誌作りを手伝う事になります。
その時にスピンオフ的に完成したのが「NR」の前身である、
エセお洒落音楽雑誌っぽい「西田辺」だったのです。
この時に、あ、「月刊タニシ」で冊子を作る編集体力付いたし、
そろそろ、自分たちの作りたかった音楽雑誌作れんじゃね?
って事で、始まったのが「音楽サイエンスビュアNR( http://www.fengfeeldesign.org/nr/ )」だったのです。
今は一冊のみ(通販してるので是非)ですが、
完成度はとても高いと思いますし、
時間に揺るがない、良い内容の印刷が出来たんじゃないかなー。
やっと、青のりくんと一緒に作りたいねー、っていってた1つが、
印刷によって叶ったのはとても良かったと思います。
そういう意味では実現までに4年くらい掛かったのかにゃ。
こんな印刷もあるんだよって事で。
また作りたいなー。

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