花形装飾活字への募る想い


花形装飾活字というものを製作という観点から見始めて10年くらいが経ちました。
それまではどちらかというとミニマル主義というかtomato的な感覚的な何かが大好きな、
現代っ子一直線なグラフィックデザイナーでした。
もともとは写真をやっていたというのに、
たまたま参考に買った中島英樹の作品集に影響されて、
写真を学ぶ最高の環境に居たというのに、
その事をすっかり忘れてしまい、
デザインの領域に迷いなく踏み入れる事となり、
何故か花形装飾活字という謎ニッチなものに生涯を掛けるハメに。

fengfeeldesignが作った装飾活字のデータはこちらで購入可→
https://fengfeeldesign.booth.pm

装飾活字は、どうしてもある種のサブカル系の人達的なノスタルジー的なあれに見られがちですが、
fengfeeldesignとしてはあんまそこらへんには深く突っ込んでおらず、
もちろん嫌いではないですし、そういう見方があっていいと思いますが、
どちらかというとグラフィックデザインの1つの在り方として見ている場合が多いかもしれません。
装飾活字をグラフィックデザインとして捉えて利用する方法を、
ずっとひたすらに考えて作っている状況を続けています。

グラフィックデザインとは関係の無い人がこれを使っている像は、
今の所はあまり見ていません。
理想で語る事が出来るとすれば、
やっぱデザインとかって、一人でやるもんじゃないですし、
主観にしないで皆んなで見てみるってのが基本だと考えているので、
例えば、これを使ってウマイ印刷の実現が出来ればいいなあと考えています。
それが、そのきっかけとなる発起人が素人でもいいと思いますし、
グラフィックデザイナーである必要はまったくない訳です。
この装飾活字を使って何か印刷を実現したい。
でもその技術が無い。
誰か出来る人に頼んで作ってもらおう。
自分でやるのもいいですが、
誰かを巻き込んで、
誰かにやってもらう事の素晴らしさはとても大切だと思います。
今、一人で完遂出来ちゃうじゃないすか、なんでも。
装飾活字ってのを使うと、もはや一人何役なんだ状態になる。
それもいい、それももちろん、それが出来るのであれば凄い事だと思います。
そもそも、装飾活字自体が、
ある程度の実力があるデザイナーじゃないとウマク扱えないシロモノなんですが、
そういう人達に話し掛けて、
素敵な印刷物が出来ていく世界の方を見たいのですね。

でも、今は自分が使うからという理由なのです。
それもいい、それもいいのですが、
その範囲だと、この装飾活字というスタンスの能力の2割も使えていないのです。
もったいない!本当にもったいないのです!

あくまで理想です。

一人で作るのをやめてみる。
それはとても大きなハードルで、
状況と熱とお金が無いと出来ないものですが、
多分、そういう目線を持つ事で印刷は楽しくなるし、
その方がカッコイイ策定かなと思います。
そして、花形装飾活字をグラフィックデザインとして捉えた時、
もしくは、花形装飾活字を印刷に使用すると決めた時、
既に策定として起用出来ているような気がします。

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