カッコいい印刷とは何かを考える


印刷にはカッコいいものと、ダサいものが存在しています。このように書いてしまうと語弊があるかもしれませんが、印刷にもしや何かがあるかもしれない、という信頼が無ければダサくなるのは当然の話しなのです。カッコいい印刷を考える時、単に特殊加工が優れているからと言って安易に手を出して、カッコイイ!と言ってしまっては、とてもダサいと思うのです。それは加工がカッコいいのであって、その印刷物に課せられたカッコいいでは決してありません。では印刷のカッコよさって、なんなのでしょうか。もしそれが、ある一定のカッコいいを維持出来ているのだとすれば、白い紙に黒いインキで刷るだけでカッコよくなるはずです。刷るにふさわしいものが作れているか、とか、その内容に合った文字組みが出来ているか、とか、それはキチンと勉強出来たものであるか、など、その完成度によって、まったくの同じ技法を使っていたとしても、印刷はカッコよくもなり、ダサくもなるのです。私たちはその準備をしなくてはなりません。自分たちが置かれている状況を判断し、必要な印刷とその技法を導きだすのです。もちろん、ファッションとして考えるのも良いかもしれません。加工がカッコいいから!は、もしかしたら、加工所の提案がしっかりしているからかもしれません。ならば、その結果としての印刷物も、それにふさわしい内容で、カッコよく作らなくてはバランスを崩し、どうしてもダサくなってしまうのです。こんな事を書いてしまうのは、加工所にとってマイナスになる事はとても分かっているのですが、必要のない技術は消えます。だからこそ、印刷を愛する私たちは印刷というものをカッコよく仕上げなくてはならないのです。消えてしまうかもしれない技術に対して、準備して、どのような印刷という策定を持ちうるか考慮しなければなりません。それは、同時に印刷への育みとなります。ある一定のシーンでの印刷を考えた時、一定の策定では加工を変えただけで、その加工の変化に必要性がありません。そうではなく、何を用意しなければならないか、カッコいい印刷を考える時、もしくは、印刷がカッコいい時、そのシーンの中での育みが、印刷とともにある事を願っています。

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