改めて箔押しを考える


なんかこう、箔押しがダーっと現れた瞬間がありました。みんな箔押し大好き。特殊加工と言えば箔押し。みたいな感じで、もはや周知の事実みたいな事になりました。それでも知らねえやつは知らねえよ、というもんなのですが、印刷という名の樹海を知る者にとっては、特殊加工の目標となる、何かこう土台と言ってもいいんじゃないかな、と思います。ただ、ここでは、こう言い切ってしまいます。「その発端と全てはコスモテックでした。」なんと言っても、fengfeeldesignにとっても箔押しは、コスモテックでしか頼んだ事が無いし、それ以外は別物なんじゃないかなとも思ってます。中でもコスモの営業の青木さんの作り出した印刷の策定は、まだまだこれから効力を持ち続けるだろうし、たくさんの人が印刷加工を面白がる本能みたいなものを沸き立たせていくんだろーなーと予感しています。つまり、箔押し、というジャンルではなく、策定という範囲で改めて箔押しを考えるとすれば、ここでは箔押しはコスモテックを意味するのです。ついつい、印刷は技術の種類で判断し、その種類から会社を選定します。すなわち、それが今までの印刷の策定と言えましたが、そのような規模で全てが進行する訳ではなく、個人での発注と、企業などが発注する場合の違いにはとても大きな隔たりのようなものが存在します。まったく同じという訳にはいかないのです。例えば、個人で見積もりがきた時に絶対に逃さない前振りや、その受け皿となるビジネス体系の変化をいち早く取り入れて形にしたのがコスモテックであり、その営業の青木さんがキーパーソンとなったのは間違いはありません。もちろん、以前の策定の中での話し掛け、つまりジャンルに置ける箔押しの選定でコスモテックを選んだ場合でも、コスモテックの印刷機は稼働するだろうし、その視点においてもコスモテックのブランドに傷が付く事はありません。何故なら、そのように策定したからであり、新たにコスモテックを知り、発注にまで至った人達は既に、その策定の中で機能しているからです。もちろんfengfeeldesignもその策定に乗っかった内の一つだと言ってしまってもいいかもしれません。ただ単に箔押しと一言で言って見積もりを数社に提出させ、希望の金額と質に辿り着いた先にコスモテックが無かったとしたら、それは、ここで意味する「箔押し」にはなりません。会社が違う事はすなわち、種類としての「箔押し」であったとしても、別のものであるという理解が此処では大切なのです。改めて箔押しを考える時、今一度、会社、というものに焦点を当てて考えてみると、印刷を読む上で大きなヒントになるように思います。また、それは箔押しというものに限らず全てに当てはまります。例えば、fengfeeldesignが制作した花形装飾活字をコスモテックで利用する事を取り決めれば、それは既に策定された印刷とも言えるし、花形装飾活字というものが、活版印刷から存在している装飾美術という文脈から、印刷というものを策定してみるのもいいと思います。もしくは誰か別のデザイナーに頼んでみるとか、何処までを考えて、何処までを担うのかみたいな判断などなど、本当にたくさんの組み合わせと思考があるのですね。ただし、これらの全てを把握するのは大変難しい上に、誰かがその知恵を与えてくれるとは限らず、1から構成するとなるとかなりの勉学と訓練が必要です。はたまた、その能力に届かなければ、別の素晴らしき策定に乗っかるしかありません。これは現状としてそうなっている、という話しなのですが、やはり出来れば、発注者がその策定の細部までを管理し正しく認識する事で、それが同時に印刷としての拘りとなって、または仕上がりとなって表れてくるのではないでしょうか。既に、誰かの策定で印刷物を作っている事実の認識と、その策定を意識して自分たちで構築していく事が出来るという意思みたいなものが、コスモテックの「箔押し」に代表される策定のようにたくさんあって、それが閲覧と共有が出来る環境があれば、今よりももっともっと印刷が楽しくなるように思います。また、その発展にこそ、次の印刷があるように予感しています。

コスモテック http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/
fengfeeldesignの花形装飾活字の数々 https://fengfeeldesign.booth.pm
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