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所蔵レコード

U.K.
A面:IN THE DEAD OF NIGHT/BY THE LIGHT OF DAY/PRESTO VIVACE AND REPRISE/THIRTY YEARS/
B面:ALASKA/TIME TO KILL/NEVERMORE/MENTAL MEDICATION/


つかまるところ:プログレブームの終末期に、 なんとかプログレをもう一度盛り上げようと 名だたるメンバーが名乗りを上げて結成したスーパーバンド(一種のプロジェクト)。 しかし天才が集まって天才的なことをしているわりには、 いまいち天才的な感じがしないというか、飛び抜けた凄さがない。(B面は別) どうもメンバーがみんな天才だから、 何でもさらさらやれすぎて、 逆にほどよいラインで演奏を曲の形までまとめあげることができず、 こういうラインで妥協してしまったのではないか?という気がします。 CDでは高いわりに、レコードはワゴンに500円で置いてありました。





MANIFESTO/ROXY MUSIC
A面:Manifesto/Trash/Angel Eyes/Still Falls The Rain/Stronger Through The Years/
B面:Ain't That So/My Little Girl/Dance Away/Cry,Cry,Cry/Spin Me round/


つかまるところ:ROXY MUSICは僕のなかで変わったバンドで、その曲のおよそ8割は苦手で、残り2割のうち1割はどうでもよく、その残り1割のうち8割くらいはさらにどうでもよく、しかしそのうちの残り2割、全体的にみたときの0.2割の曲が、これはもう他のどんな曲もかなわないくらい抜群に好きだという、なんだかそういう、好き嫌いのデコボコがものすごく激しいバンドなのです。そしてそんな彼らの曲のなかでも、ここに収録されている「Dance Away」(B面3曲目)は屈指で、例えるならゴミだけが散らかる誰もいなくなったディスコで、壊れかけのスピーカーから延々この曲がリピートされているような、都会的なんだけど田舎臭さも捨て切れていないような独特の哀愁があって、聴くたびにすごいなーと思います。ブライアン・フェリーのボーカルもそういうときだけ良い声に聴こえたりします。でも名曲とはいえあんまりベタなので、再生回数そのものは意外なほど少ないバンドです。





LIVE/THE MANHATTAN TRANSFER
A面:That Cat Is High/Snootie Little Cutie/Four Brothers/On A Little Street In Singapore/Java Jive/Walk In Love/Chanson D'amour/Speak Up Mambo/15 Minute Intermission/
B面:In The Dark/Je Voulais/Sunday/Candy/Well,Well,Well/Freddy Morris Monologue/Bacon Fat/Turn Me Loose/Operator/Tuxedo Junction/


つかまるところ:ジャンルはジャズボーカル?ビューティフル・サウスなんかを彷彿とさせる感じの、アメリカのクリスマスなんかで百貨店の前でサンタの格好して歌ってるみたいな、そういう感じの人たちでした。客の盛り上がりがとにかくすごくて、よっぽど人気があった人たち(調べると今も現役で人気があるらしい。あと触れるかどうか迷ったのですが、これもジョジョの奇妙な冒険第6部の冒頭で主人公が闘う敵のスタンド名に使用されており、気になっていたグループで・・)のようです。いや、しかし、それにしてもこのジャケットに映っているエルヴィス・プレスリーがブルース・リーのモノマネをして取り巻きをそわそわさせているような、右から二番目の人はだれなのでしょう?この人と左端の女の人がカップルで、残り二人は夫婦、という感じなのでしょうか。あれ、一気にホームドラマ化した・・。





Heaven Up Here/Echo And The Bunnymen
A面:Show Of Strength/With A Hip/Over The Wall/It Was A Pleasure/A Promise/
B面:Heaven Up Here/The Disease/All My Colours/No Dark Things/Turquoise Days/All I Want/


つかまるところ:80年代の"ネオサイケ"ムーヴメントから出てきたとされるバンド。Echoというのはバンドが使ってたドラムマシーンの名前なんだとか。一時期はあのU2と評価を二分していたとかいう大物バンドですが、その後激しく零落、今でも活動は続けてはいるものの、なにげに最新作(「The Fountain」)は超名作だったりするものの、なんとな くいなくなったことにされているバンドの1つです。このアルバムは彼らの2ndアルバムで、名作の誉れ高いアルバム。しかし一回聴いただけではその暗くて地味なのが延々続くだけの飾り気のないスタイルと、ボーカルのオンチすれすれのエレガンスな一本調子ボーカルに圧倒され、ただの雰囲気アルバムにしか聴こえなかったりします。でもそれでも何回か何回か聴いていく回数が増えるたびに、徐々に体に染み込んでくるものがあって、そういうテンションのときにがーっと聴くとこの上ない至福の時を過ごせたり過ごせなかったりするアルバムです。あ、でもこのアルバムはもしかしたら一番わかりにくいかもしれないです。。
豆腐とネギ:こういう感じ嫌いじゃないんだよね。むしろ好きかもしれない。ポップに明るくもあるし、深く歌い込む事も出来てる。繰り返しのフレーズが妙に心地よくって、次に来るフレーズへのタッチが異様な程までにナイスプレーなんだよなー。正直キモい声なんだけど、音とマッチしちゃってそのキモさがカッコよくなってくるっていう、なかなか聴き応えがある1枚やと思います。ジャケットも静かな海辺の朝日?の写真と冷たい感じのするヘルベチカ書体が凄くマッチしていて、アーティストと音の雰囲気がジャケットの時点で裏切らないという上々な出来になってまするな。ここまで音とジャケットが同一化してるのは、ちょっとやそっとではお目にかかれないと思います。






LUCK/MASHA QRELLA
A面:I WANT YOU KNOW/YOU WON'T BE THERE/I DON'T LIKE HER/14 REASONS(DREAM THEMA OART 2)/TO MR.WYATT/
B面:LUCK/ALL SHE FEELS INSTEAD(VOCAL MIX)/HYPERSOMNIA/WITH ME/INSECURE/


つかまるところ:ドイツかどこかの、何かしらのバンドのベーシストをしている人のソロアルバム。シンプルな演奏の上にシンプルなメロディと歌がのり、それがどことなくディスコっぽいビートの上で奏でられていくアルバムで、なかなかいい雰囲気です。たぶん2000年代に入ってからのアルバムだと思うのですが、なんかこうやって普通にレコードになっていたので、これは買わねばと思って買ってしまいました。衝動買いの一枚です。





No Sense Of Sin/THE LOTUS EATERS
A面:GERMAN GIRL/LOVE STILL FLOWS/CAN YOU KEEP A SECRET/OUT ON YOUR OWN /PUT YOUR TOUCH ON LOVE/TOO YOUNG/
B面:YOU DON'T NEED SOMEONE NEW/SET ME APART/YOU FILL ME WITH NEED/THE FIRST PICTURE OF YOU/ALONE OF ALL HER SEX/WHEN YOU LOOK AT BOYS/START OF THE SEARCH


つかまるところ:モノクロのジャケットによくハマる、打ち込みポップアルバム。 「切ない」という言葉が一番しっくりくるようなメロディと「はかない」という言葉が一番しっくりくるボーカルの絡まりが、なんだかそうやって意識して聴きはじめたとたん気恥ずかしくなるような。尾崎豊(聴いたことないけど)的バイブレーションをかもし出しています。ただこの二人は、絶対盗んだバイクでは走り出さないし、校舎の窓ガラスを 割って遊んだりもしない、どちらかというと自分の自転車で田舎道を走り、ときどきその途中でイーッとなったりする、 そういう素朴な健全さが背景にあるような感じがします。「LOVE STILL FLOWS」のイントロが好き。





Another Page/CHRISTOPHER CROSS
A面:No Time For Talk/Baby Says No/What Am I Supposed To Believe/Deal 'Em Again/Think Of Laura/
B面:All Right/Talking In My Sleep/Nature Of The Game/Long World/Words Of Wisdom/


豆腐とネギ:あ、アイデア誌で見たデザインや!と思って買った1枚、後にJ.D.サウザーに繋がるなんて、というかアート・ガーファンクルも参加してたんだなあ。これって今やとクラムボンとハナレグミみたいなノリなのかなあ。もしくは今でもこうやって、いろんなアーティストが混ざってアルバム作ってくれたら買うのにな。なんでやんないんだろう。真心とホフ・ディランが一緒に作ったら絶対買う!!キリンジとラブサイケデリコ!!みたいな。安藤裕子とスネオヘアーでもありか!。いとうせいこうのREKISHIも、もっと盛り上がったらこうなったのかな。惜しい。ジャケットに「大阪写真専門学校」ていうラベルが貼ってあって、このシリーズはディスクJ.J.のワゴンに幾つかあって、気になるところ。とにかく、このペリカンのイラストはよく出来てる。ロゴもリリースが83年という事がコンピューターの印刷一歩手前、という事もあって、描き文字の卓越された最後なのかなあと思ったり。きちんとした文字じゃなくって、この年代の描き文字って「いい距離感」があって見ていて、嬉しくなります。





Breakfast In America/Supertramp
A面:Gone Hollywood/The Logical Song/Goodbye Stranger/Breakfast In America/Oh Darling/
B面:Take The Long Way Home/Lord Is It Mine/Just Another Nervous Wreck/Casual Conversations/Child Of Vision/


豆腐とネギ:こんなジャケット見ちゃうと、今のコンピューターでグラフィックデザインが出来てる事に感謝しなアカンよねえ。この頃のジャケットてアーティスト的な心酔度はもちろんの事、遊び心に溢れてていいよね。これはその代表格の1枚である事に間違いはなさそうですな。当時のイラストレーターとグラフィックデザイナーと写真、印刷の人との意図の連携がキチンと繋がってるからこそ、このような思わず手に取りたくなるジャケットが出来るんだと思います。別に高価に仕上げている訳でもなく、単に面白さだけが前面に押し出されたグラフィックデザイン。こういうのを見ると初心に帰る事が出来てラッキーな気分になる。小手先じゃないという事も含めて、所詮こういう頼まれ仕事って、何がエゴかで出来上がりが決まってくるし、ユーモアは遊びからしか生まれない。こんなん見るといかに日本のグラフィックの世界って勤勉でめんどくさい所なのだなというのを思い知らされます。もっと遊ぼうぜ!!音もジャケットに負けず劣らずの出来で、非常にアイデアに溢れた、今でも十分聴ける一枚やと思いまっす。適度に人間が前面に押し出されていて、音にも余念がなく、キチンと勢いもあって、遊んでる。そして何よりも聴かせてくれる。B面が終わった後についついA面に返したくなるのも、音のパワーって事だよなあ。いいもの見つけた。





Venus and Mars/WINGS
A面:Venus and Mars/Rock Show/Love in Song/You Gave Me the Answer/Magneto and Titanium Man/Letting Go/
B面:Venus and Mars (Reprise)/Spirits of Ancient Egypt/Medicine Jar/Call Me Back Again/Listen to What the Man Said/Treat Her/Gently-Lonely Old People/Crossroads Theme/


豆腐とネギ:相変わらずポールらしい、バラエティに富んだバンド曲の楽しい演奏ワキャワキャなレコードに仕上がってまするな。なんだかビートルズを聴いてるのかと思った。凄くなんかビートルズです。うーんでも好きか嫌いかでいうと、あえてこれ出す必要あったんかなあって感じ。嫌いではないけど、手馴れた感じが伝わってきてどうなんだろうという感じ。新しい感じはしないです。時代とかじゃないです。ジャケットもまあ、金かけてこだわった感じがします。さすが金持ちレーベルってとこでしょうか。全体的にそういう感じが漂っています。良い言い方をすれば、ポールらしいという事なんでしょう。





longshot for your love/the pale fountains
A面:Just A Girl/(There's Always) Something On My Mind/Laviana's Dream/Longshot For Your Love/Thank You/The Norfolk Broads/Benoit's Christmas/
B面:Hey There Fred/Palm Of My Hand/Free/We Have All The Time In The World/Just A Girl/Love Situation/


つかまるところ:ドイツのMarinaレーベルからリリースされた、Pale FountainsのシングルのB面曲だったり、ライブ音源だったり、そういうものを集めたアルバム。そして内容的にも、そういうものを集めたんだなぁ、という感じのアルバム。こういう編集盤は逆に、レコードではなくCDでさくっと聴いてしまったほうがなんかいいような気がします。 けれどB面かA面かのどこかに入っている、ライブ音源はレコードで聴いたほうがいい!と思います。





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