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所蔵レコード

DETROIT/Whiteout
A面:DETROIT
B面:JUST PASSIN'THROUGH,KID/DEE TROYT/


つかまるところ:豆腐とネギさん購入の一枚。デトロイトという名前と、ジャケットのガールズバンドっぽい雰囲気がこれは絶対いいだろうということで買ったのですが、メンバーは全員思いっきり男で、のちにちゃんとアルバムを買ってみれば(CD、ワゴンで200円。)そもそもアメリカの自動車工業都市デトロイトとは何の関係もないイギリスのロックバンドで、一時期日本で流行ったりもしたそうです。そういえばたしかにイギリスの90年代っぽい音がしてるんですよね。





Echo & the Bunnymen
A面:The Game/Over You/Bedbugs and Ballyhoo/All in Your Mind/Bombers Bay/
B面:Lips Like Sugar/Lost and Found/New Direction/Blue Blue Ocean/Satellite/All My Life/


つかまるところ:エコバニの5枚目のアルバム。前作でもうなんだかやりたいことをやりつくしてしまったのか、 これは息抜きに背伸びしてみたらそのままベッドに倒れこんでしまったみたいな、そういうピークからいかに下がっていくか、のアルバムだと思います。そういう脱力的開放感が90年代の復活後を予知しているかのようで今聴くと興味深く、またそれまでのエコバニとは別の美しさに貫かれたアルバムなんだなということを感じます。で、今気付いたのがギターの人(ジャケ右端)の髪型が2010年の今もまったく同じだという事実。もしかしてカツラ?成長止まってる?





Living Room/Cell
A面:Milky/China Latina/Sad & Beautiful/Goodbye/Chained/Come Around/
B面:Living Room/Fly/Halo/Soft Ground/Camera/Blue Star/


つかまるところ:これはなかなかカッコ良かった一枚です。時代的に耳と合うのか、ワゴンで発掘する90年代以降のアルバムには当たりか、そうでなくとも最初の1曲はいい、というレコードが大半です。これもその1つで、当たりのほうです。渋めの、サウンドガーデンをちょっと軽くしてより渋みを増したようなグランジ寄り、でもボーカルは結構声が綺麗(バズコックスっぽい)な、若干モッズ風味のロックバンド。ジャケットもカッコいいし、グーグルで検索してもなかなか公式サイトまで辿りつかなそうなバンド名を除けばとても優良な発掘品だと思います。こういうオルタナな音をレコードで聴くのはテンションが上がります。





Rich and Famous/Blue Mercedes
A面:I Want to Be Your Property/See Want Must Have/Love Is the Gun/Welcome to Lovesville/Your Secret Is Safe With Me/
B面:I Hate New York/Treehouse/Heaven on the Earth/Run for Your Love/Crunchy Love Affaire/


つかまるところ:う〜ん・・ノーコメントといいたい・・。いや、これを買ったときのテーマは、「絶対にダメに決まっているやつを買う(自分がダメと思ったものは本当にダメなのか、ちゃんとダメだと思ったらダメなものを引き当てられるのかを確認したい)」ということだったのですが、こうまで見事に完璧に、引き当ててしまうとは・・。もちろんダサい80年代もの好きとして、こういうノリはたしかに好きなんですけど、でもなんていうか、こいつらじゃないんですよね。こんなことをいうと身も蓋もないんですが、とにかくこいつらじゃないんですよね・・。





TRIX/SENSATION
A面:JUST WANNA DANCE TONIGHT/GOT TO GET THE FEELING AGAIN/A MAN WITH ATTRACTION/A LOT MORE/I'M STILL IN LOVE WITH YOU/
B面:C'EST LA VIE/ANOTHER TIME, ANOTHER PLACE/(SO CLOSE TO) HEAVEN/NEVER GIVE UP ON LOVE/I LIKE YOUR LOVE/


つかまるところ:北欧の、名も知らぬ三つ子アイドル(ということらしいです)のデビューアルバム(ということらしいです)。肩幅がいかつかったり、へんに多毛だったり、どことなくゴルフのキャディさんのようなオーラを漂わせていたり、実年齢がどこまでも深い闇の向こうに覆い隠されている気がしたり、いろいろ不思議をまとっている人たちですが、なんだか曲が、これがいいんです。ゆるいというかおおらかというか、ABBA 的なキラキラではなくて、もっとしっとりと生身に聴かせ てくれる感じの音。トーレ・ヨハンソンがいたバンド(名前忘れた・・)がたしかこんな感じの音だったような。発見の一枚です。





THE BUD POWELL TRIO
A面:I'LL REMEMBER APRIL/INDIANA/SOMEBODY LOVES ME/I SHOULD CARE/BUD'S BUBBLE/OFF MINOR/NICE WORK IF YOU CAN GET IT /EVERYTHING HAPPENS TO ME/
B面:EMBRACEABLE YOU/He's a Runner/BURT COVERS BUD/MY HEART STOOD STILL/YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO/BAGS' GROOVE/MY DEVOTION/STELLA BY STARLIGHT/WOODY'N YOU/


つかまるところ:バド・パウエルのレコードです。僕はちゃんとバド・パウエルという人がいると知るまで、バーデン・パウエルのことを言う略称のようなものなんだと思っていたのですが、いざこの人のピアノを聴いてみると、『孤独』なんてタイトルのアルバムを出して聴いたらそんなに孤独じゃなかったバーデン・パウエルより、こっちのバド・パウエルのほうが、そういう雰囲気を出すのが上手いのかな、と思いました。これは喩えで、別にこのアルバムを聴いて孤独なんてブンガク的な感情を得たかどうかということではなく、もし世界孤独選手権で2人が激突したら、バド・パウエルのほうがポテンシャルは高いだろうな、ということです。このアルバムに収録されている曲はいたって真っ当な、ああ、いいなといえるジャズだけです。この録音の雰囲気がまたどこもイジっていないような、カセットレコーダーから直接テープを流しているような雰囲気があって、それもとてもいいです。





Chamber Music/coal chamber
A面:Mist/Tragedy/El cu cuy/Untrue/Tyler's song/What's in Your Mind?/Not living/Shock the Monkey/Burgundy/
B面:Entwined/Feed my dreams/My mercy/No home/Shari vegas/Notion/Anything but you/


つかまるところ:これはいわゆるピクチャーディスクというもので、それで買ったものなんですが、いや、ほんとに絵のところがくるくる回って、それで音も出るっていうのはすごいなと思いました。そんな一枚です。このメイクとかして手を合わせたりしてる人達が何をしたかったのかとかはよくわかりませんでした。





Playing for Keeps/Eddie Money
A面:Trinidad/Running Back/Wish/Get a Move On/
B面:When You Took My Heart/Satin Angel/Let's Be Lovers Again/Nobody Knows/Million Dollar Girl/


つかまるところ:これも80年代溢れるSSWアルバムです。若干ハスキーな歌声と、地に足のついた感じの演奏、スタジアムで汗を流しながら歌っている感じ、今聴くと微妙にスカスカしているように感じられる楽器の録音の軽さなど、いかにもアメリカン・ロックという感じです。





The Beatles/1962-1966
A面:Love me do/Please please me/From me to you/She loves you/I want to hold your hand/All my loving/Can't buy me love/
B面:Hard day's night/And I love her/Eight days a week/I feel fine/Ticket to ride/Yesterday/

C面:Help/You've got to hide your love away/We can work it out/Day tripper/Drive my car/Norwegian wood/
D面:Nowhere man/Michelle/In my life/Girl/Paperback writer/Eleanor Rigby/Yellow submarine/


つかまるところ:ビートルズのベスト、赤盤です。まさかレコード会でこんなに早くビートルズの決定盤的なレコードに遭遇することになるとは思ってもみませんでしたが、もうこのアルバムの内容についてとやかく言う必要はないでしょう。「ビートルズの知ってるあの曲を、その根源であるレコードで聴くことができるなんて」、というのが感想の全てです。このアルバムの中にある好きな曲のことを若干書いてみるならば、僕はだいたいこのアルバムのC面後半、ラバーソウルあたりからのビートルズが好きなので、「Drive My Car」「Peparback Writer」あたりにテンションが上がります。特に後者は好きだとかめちゃくちゃな回数を聴いているというわけでもなく、連想ゲームみたいにビートルズと聴くと最初の「ぺーぱばっくらいたー」というフレーズが頭に流れるという感じの曲。ちなみにこの曲のシングルのB面、「Rain」というジョージ・ハリスンの曲は僕のビートルズTOP3のうちの1つです。





The Beatles/1967-1970
A面:STRAWBERRY FIELDS FOREVER/PENNY LANE/SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND/WITH A LITTLE HELP FROM MY FRIENDS/LUCY IN THE SKY WITH DIAMONDS/DAY IN THE LIFE/ALL YOU NEED IS LOVE/
B面:I AM THE WALRUS/HELLO GOODBYE/FOOL ON THE HILL/MAGICAL MYSTERY TOUR/LADY MADONNA/HEY JUDE/REVOLUTION/

C面:BACK IN THE U.S.S.R./WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS/OB-LA-DI,OB-LA-DA/GET BACK/DON'T LET ME DOWN/BALLAD OF JOHN AND YOKO/OLD BROWN SHOE/
D面:HERE COMES THE SUN/COME TOGETHER/SOMETHING/OCTOPUS'S GARDEN/LET IT BE/ACROSS THE UNIVERSE/LONG AND WINDING ROAD/


つかまるところ:そしてこちらは青盤。やっぱりこちらのほうが単純に知ってる曲も好きな曲も多く、A面1曲目の「Strawberry Fields Forever」はビートルズで一番好きな曲です。この最初の踏み切りのカンカンという音やちょっと加工されているようなボーカルやいろいろな音で遊んでみたという雰囲気がすごい好きで、小学校の頃は家にあったCDで音楽を聴くとなれば(サイモン&ガーファンクルとか、さだまさしなんかと並んで、選択肢がビートルズのベストしかなかったので)この曲をよく聴いていた記憶があります。他にも「Lady Madonna」だったり、ほぼ無敵の選曲ですよね。「Here Come The Sun」なんかも入ってるし、こうやってレビューを書いてるだけでも、このままもしビートルズが活動を続けていったとしたら、音楽の世界は、というかアビーロードの次のアルバムはどうなったんだとか、いろいろ考えさせられるものがあります。本当に無敵のバンドだったんだなと思います!





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