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所蔵レコード

BUDDY RICH/A DIFFERENT DRUMMER
A面:STRAIGHT,NOCHASER/HEAVEN ON THEIR MINDS/A PIECE OF THE ROAD SUITE PIPE DREAMS COUNTIN'THEM LONG WHITE LINES A PIECE OF THE ROAD BACK OF THE BUS/
B面:SUPERSTAR/DOMINO/CHELSEA BRIDGE/PAUL'S TUNE/


つかまるところ:ジャケ買い・・(これも夕日&それを浴びてる人の法則発動)。しかし、これは残念なことに、レコード盤のあちこちに傷がついていて、とても聴けるものではありませんでした・・。聴いた感じも歌声なんかが入っていて、結構レア・グルーヴっぽくてしめしめと思っていたのですが・・。





Home by Dawn/J.D. Souther
A面:Home By Dawn/Go Ahead And Rain/Say You Will/Ill Take Care Of You/All For You/
B面:Night/Dont Know What Im Gonna Do/Bad News Travels Fast/All I Want/


つかまるところ:J.D.サウザー。この人との出会いはレコード会の出会いでも最強クラスのものだと思うのですが、このアルバムもまたすばらしいです。1曲目は似合わないハイテンションのロック系の曲(「夜明けのロックンロール」という邦題が・・)ですが、それから先の曲のやさしさ、やわらかさはもうなんといったらいいか・・・2曲目の「Go Ahead And Rain」なんてどうしてブライアン・ウィルソンとシンクロしてしまっているかのようなイノセンス具合で僕はどうしてこの人が忘れ去られてしまっているのかがまったくわからないとともに、忘れ去られてしまうなんてなんてこの人にぴったりなんだと思わずにもいられないのです。B面の曲なんてどれもがそういう境地に到達しているようで本当に昔の流行みたいに忘れられてしまっているのが惜しい!全アルバムの紙ジャケ再発を!





Blood, Sweat & Tears 3
A面:Hi-De-Ho/Battle/Lucretia MacEvil/Lucretia's Reprise/Fire and Rain/Lonesome Suzie/
B面:Symphony for the Devil,Sympathy for the Devil/He's a Runner/Somethin' Comin' On/40,000 Headmen/


つかまるところ:これまたブラスエで、このアルバムについても僕は同じ感想です・・。このジャケット、メンバーの左端の人が一番大股開きでやたらいかつい格好をしているのですが、なんだかこの人と2つとなりの人は仲が悪そうな気がします。そしてその右にいる人は2人の間をうまくとりなす役目をしてそうです。きっとこのジャケットの撮影のときも、大股開きで挑発している右端の人に青シャツ君が飛び出さないように隣でそっと見張ってあげてるに違いありません。しかし青シャツ君は大股開きだけでなく、彼の2つ右で彼とまったく同じファッションをかましている腕組み君からもしょっちゅうおちょくられていて、茶色のシャツの人が二人の間に入っているのはその間での揉め事も抑制しておくためです。彼はリーダーのポジションではありませんが裏でバンド内の人間関係を安定させようと努める調整役で、右から二番目のチェックのシャツを着ている人の先輩です。あ、あとこのジャケットにはメンバーじゃない人が一人写っています!みんなで探してみよう!(嘘です。すみません・・書くことがなくて・・)





The MILDRED BAILEY Radio Show 1945-45
A面:I'M BEGINNING TO SEE THE LIGHT/TRUMMIN'ON A RIFF(Instrumental)/I DIDN'T KNOW ABOUT YOU/TIGER RAG(Instrumental)/SHE'S FUNNY THAT WAY/TAIN'T ME/MORE AND MORE
B面:STORMY WEATHER/SMILES(Instrumental)/SUMMERTIME/FINICULI-FINICULA(Instrumental)/BLUES/ROBIN HOOD/


つかまるところ:ジャズヴォーカル、それも1945年、バリバリ戦時中の音源です。よく戦争映画の平和なシーン(出征前とか)にかかっているあの音楽をそのまま持ってきたような、古き良き薫り溢れる音楽です。日本がバリバリの暗い軍歌を聴きながら俺たちは死んでいくんだ、っていう覚悟を決めて一億総決戦とか息巻いてた時に、連合国ではこういった(曲名からもわかるとおり)自然なラブソングが兵士たちを戦場に向かわせたり、その他の喫茶店やバーにたむろして戦況を語り合うおじいさんや女の人の気分を和ませたりしていたのです。この余裕・・・!そしてこのロック未満、ロカビリー未満の音楽のなんともゆるやかなこと。こういうゆるやかさがいやになった若者が始めたのがロックであろうとはいえ、ちょっとはこういう音楽のムードも残しておいてほしかったものです。





Til the Band Comes In/SCOTT WALKER
A面:Prologue/Little Things (That Keep Us Together)/Joe/Thanks for Chicago Mr. James/Long About Now/Time Operator/Jean the Machine/Cowbells Shakin'/
B面:'Til the Band Comes In/War Is Over (Sleepers)/Stormy/Hills of Yesterday/Reuben James/What Are You Doing the Rest of Your Life?/It's Over/


つかまるところ:スコット・ウォーカーはJOJO広重氏がブログやコラムで絶賛していたのでずっと聴きたいと思っていました。そして聴いてみるとなるほど、音楽にも歌にも独特の陰鬱さがあって、奇妙な子供のコーラスの響きだったり、とっても沈む音楽だということがわかりました。この人のボーカルはどこか勢いというか、マイクをもって踊るように歌っている姿が見えるような力強い歌声なのですが、その必死さが向けられている方向がどこか下というか、がむしゃらに変なところへの着地を目指しているようでその勢いが暗い!ジャケットのこの笑顔も相当に暗いと思うのですが、うーんなんだか未知数というか、まだまだこの1枚ではしゃんとしてわからないという感じ。ゆっくり集めてみようかなと思います。





Adventure/Rupert Holmes
A面:ADVENTURE/THE MASK/BLACKJACK/THE O'BRIEN GIRL/CROWD PLEASER/
B面:YOU'LL LOVE ME AGAIN/COLD/MORNING MAN/I DON'T NEED YOU/SPECIAL THANKS /


つかまるところ:ジャケットからすると、「パパ、これから寝るんだ。」という感じでなんだかやるせない、無理してキラキラしてみたけどパパダメだった、みたいな音楽が展開されていきそうな雰囲気なのですが、いざ聴いてみるとスムース(といえばいいのでしょうか?言葉がわからない・・)な、フュージョンっぽい、ようするにAORなのですが、どこか都会的で洗練されつつもされすぎてないような、程よいダサさを湛え、そこに聴く人を連れて行ってくれるような、そういうやさしい都会のナイスガイ的なAORが展開されていきます。なかなか心地よい一枚です。





IN MY DREAMS/JOHNNY DUNCAN
A面:I'M GONNA LOVE YOU TONIGHT(IN MY DREAMS)/IT'S SUCH A PERFECT DAY FOR MAKIN'LOVE/WONDERFUL TONIGHT/HOW'S THE WORLD TREATING YOU/THE NORTH WON THE WAR AGAIN LAST NIGHT/
B面:THE WAY YOU ARE/WARM WOMEN AND COLD CHAMPAGNE/SOULFUL WOMAN/A LIGHTER SHADE OF BLUE/WHO'S BEEN SLEEPING IN MY BED/


つかまるところ:なにかおじさんがモーテルにとまりに来て、そこでシャワーを浴びたり服を着替えたりしながら不倫相手を待っているような、ワイルドテキサス溢れるジャケットのこのレコード、上のおじさんと続いてニーショットおじさんジャケアルバム第2弾のこのレコードは、中身のほうもそのジャケットの期待を裏切ることなく、実際モーテルでそういうことをやってそうなダメなおじさんっぽい、テキサス風のカントリー情緒あふれる、いかにもアメリカンなSSWアルバムになっています。時代を感じさせる感じをうまくそのカントリーっぽさの伝統感が包み隠して、そこから生じる「今から聴くと・・」の聴きにくさを普遍化させているので、そういう意味で結構聴きやすい一枚です。(今グーグルで調べてみたら、2006年にお亡くなりになっているようです。おぉ・・R.I.P.・・)





Win, Lose or Draw/THE ALLMAN BROTHERS BAND
A面:Can't Lose What You Never Had/Just Another Love Song/Nevertheless/Lucretia's Reprise/Win, Lose or Draw/Louisiana Lou and Three Card Monty John/
B面:High Falls/Sweet Mama/


つかまるところ:オールマン・ブラザーズ・バンドのアルバムです。音楽性的には上の人と地続きのところにあるバンドですが、やはりこちらのほうが有名だからそう錯覚しているだけなのか、なんだか聴きやすくて体になじむ感じがします。このバンドの曲は好きだったり嫌いだったりが激しくて、あんまり「男の汗のロック」みたいな感じを出される曲は嫌いなのですが、このアルバムは不思議なことにそういう曲がそんなになく、そもそも僕のオールマン・ブラザーズ・バンド認識とは違う音が鳴っていて、あれ?ここまで聴きやすいバンドだったかな、という感じ。それはいい意味でそうで、このレコードはなんだかすんなり、彼らの世界観に浸っていくことができました。タイトルの酒場で延々ポーカーをやりながら酔っ払っていってるという感じもいいですね。そういう生活がしたいです。





VOYEUR/KIM CANES
A面:Voyeur/Looker/Say You Don't Know Me/Does It Make You Remember/Breakin' Away from Sanity/
B面:Undertow/Merc Man/Arrangement/Thrill of the Grill/Take It on the Chin/


つかまるところ:これはジャケットのデザインが僕のような素人目にもカッコよくて、というかこの時代のものではないような感じがして、これで内容も良かったらすごいなーと思いながらかけた一枚ですが、どうやら内容はないようでした。そう、こんなダジャレでも使って表現しなければやってられないくらい内容はないようだったのです・・。そう、こうやって同じダジャレを二度繰り返さなければやっていられないほど・・。でもこの人、調べてみると、僕がかなり好きな「Betty Davis Eyes」という曲を歌っている人でした。そして、というかしかし、その曲の入っているコンピレーションアルバムの名前は・・・・「一発屋」・・・。





Your Move/America
A面:My Kinda Woman/She's a Runaway/Cast the Spirit/Love's Worn Out Again/The Border/
B面:Your Move/Honey/My Dear/Tonight Is for Dreamers/Don't Let Me Be Lonely/Someday Woman/


つかまるところ:アメリカ、ワゴンでこのジャケットとこの名前を見たとき、大きなクエスチョンマークが頭の中で際限なく膨らんでいきました。僕の中にあるアメリカといえば、「名前のない馬」とかいう曲で有名な、アメリカの男女3人組の、たまにニュース番組なんかで取り上げられたりするような、そういうとても地味で同時に団塊の世代あたりの人たちの涙腺を刺激せずにはおれないような、そういう地味なフォークグループの1つだったのです。なのにこのジャケットはいったいどういうことなのか、もしこれがあのアメリカだったとすれば、少なくとも女の人はいなくなっているみたいだし、浜辺でチェスなんかしてるし、ロゴもなんだか80年代の安っぽいヘアメタルか、エア・サプライ的なAORっぽいしで、とにかく意味がわからなかったのです。それで買って聴いてみたら、もうますますわけがわからない。そもそもアメリカをちゃんと聴いたことがないから、元とどう違うのかもわからないし、そもそも同じ僕の頭の中に入ってるアメリカなのかもわからない。調べてみればそうだということはわかりましたが、それでも僕はもうこのレコードについては何もわからないで押し切ろうかと思っています。





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